作物ごとに適切な育て方は異なる

こんにちは、今回は「作物ごとに適切な育て方は異なる」というテーマでお伝えします。

 

家庭菜園は、育てる野菜によって世話の方法が違います。

例えばほうれん草は種の皮が固く水を吸いにくいため、発芽までは欠かさず水を遣る必要があります。

一日程度、水を含ませたキッチンペーパーで種を包んで置いておき、それから蒔くと発芽がスムーズでした。

逆にジャガイモの種イモは乾燥に強く、殆ど水を遣る必要がありません。

高温多湿な環境だと種イモは腐ってしまいます。

何日も日照りが続いて土がカラカラになっている時には水を遣りましたが、あとは自然の雨水で十分なほどでした。

エダマメの種も水を遣りすぎると発芽前に腐ってしまいます。

また土づくりも大切で、基本は元肥として牛糞たい肥や石灰などを土にすき込みますが、ジャガイモは酸性の土壌を好むため石灰は必要はありませんでした。

ほうれん草はアルカリ性の土壌を好むので石灰は必ず蒔きます。

このように作る作物の性格に合わせて、土づくりや世話をすることがポイントになります。

 

一番初めに家庭菜園に挑戦したのはエダマメでしたが、まず第一段階の、発芽させる事に苦労しました。

ダマメは夏に育てる野菜ですので7月に種まきしたのですが、水を遣りすぎて発芽前に腐ってしまいました。

その時は毎日1~2回水を遣っていて、土の状態は表面から見ても、常に湿った状態でした。

家庭菜園に慣れた母から、常に多湿な環境だとエダマメはすぐに腐ってしまうことを聞きました。

2回目の挑戦では、水遣りを控えめにしました。

土の表面は渇いているように見えても、中の方は湿っていることに気づきました。

ただ、二回目も種を深くに埋めすぎたようで、結局発芽するまでに暑さでまた腐ってしまいました。

指の関節一つ分程度の深さで良かったようです。

二回も失敗するなんて自分は家庭菜園の才能が無いなと思いましたが、三回目でようやく発芽に成功しました。

この失敗で私が学んだことは、何でもやみくもに始めるのではなく下調べが大切だということと、先輩のアドバイスは大切だということでした。

 

野菜の種まきは、まず一番には時期を守ることがとても大切です。

発芽適温と生育温度というものがあって、何度以上、何度以下になると発芽しないという条件があります。

種まきに適した時期は、種の袋の裏に記載されているので、必ず確認してから種を購入するようにします。

あとは、事前に育て方の情報を仕入れておくことも大切です。

今はインターネットで調べるとすぐに情報が出てくるので、種苗会社のサイトなどで、それぞれの野菜に合った育て方を調べることが出来ます。

家庭菜園をされている方のブログなども、失敗例があったり独自の方法があったりで役に立ちます。

また思いがけない気象変化(台風や豪雨、猛暑など)で、思うようにならないのが家庭菜園です。

その度にネットで調べて、臨機応変な対策を取っていけば良いと思います。

自分で作った野菜の美味しさは格別です。

失敗も楽しむつもりで気楽に挑戦してみてください。

-家庭菜園